解決策 1: コマンドプロンプトでドライブレターを変更
AOMEIのブータブルUSBまたはWindows回復環境(WinRE)から**「diskpart」**コマンドを使って変更できます。
手順
1. AOMEIのブータブルUSBまたはWindows回復環境(WinRE)で起動
• AOMEIのブータブルUSBを使って起動
• 「コマンドプロンプト」を開く(WinREの「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」)
2. 「diskpart」ツールを開く
diskpart
3. 現在のディスクを確認
list disk
• ここでWindowsがインストールされているディスク番号を確認(例: Disk 0)
4. 対象のディスクを選択
select disk 0
• 0の部分は実際のWindowsがあるディスク番号に変更
5. パーティションを一覧表示
list volume
• ここで、本来Cドライブ(今Eになっているもの)と、今Cになっている小さなパーティションを確認
6. 小さなCドライブのレターを削除
select volume X
remove letter=C
• Xの部分には、現在Cになっている小さなパーティションの番号を入力
7. EドライブをCに変更
select volume Y
assign letter=C
• Yの部分には、本来CドライブであるべきEドライブの番号を入力
8. 変更を適用して終了
exit
• その後PCを再起動して、WindowsがCドライブとして起動するか確認
解決策 2: BCDの修正
もしdiskpartで変更後もXドライブで起動してしまう場合は、ブート構成データ(BCD)を修正する必要があります。
手順
1. AOMEIのブータブルUSBから起動
2. 「コマンドプロンプト」を開く
3. 以下のコマンドを入力
bcdedit /set {current} device partition=C:
bcdedit /set {current} osdevice partition=C:
4. ブート情報を再構築
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /scanos
bootrec /rebuildbcd
5. PCを再起動し、正しく起動するか確認
解決策 3: AOMEI Partition Assistantの「パーティションを非アクティブ化」
もしdiskpartで変更できなかった場合、AOMEI Partition Assistantの**「非アクティブ化」機能**を試してみます。
手順
1. AOMEI Partition Assistantを起動
2. 小さなパーティション(今Cになっているもの)を右クリック
3. 「パーティションを非アクティブ化」を選択
4. 適用して再起動
5. diskpartでドライブレターを変更する
結論
✅ 最も確実な方法は、diskpartを使って手動でドライブレターを変更する方法です。
✅ その後、必要ならBCDの修正を行うと、Windowsが正常に起動できるはずです。
✅ AOMEI Partition Assistantの「非アクティブ化」も試すと、さらに成功率が上がります。